
内部リンクは、読者をたくさんのページへ回遊させるためだけのものではありません。私は「今ここまで分かった人が、次に一人で進めるようになるには何が必要かな」と考えながら置くようにしています。
読者が迷っているときに、必要な一記事が見つかる。そんな案内があるだけで、ブログは情報の置き場ではなく、少しずつ学べる場所になります。
琴葉メモ
リンクを増やしすぎると、読者は「結局どれを読めばいいんだろう」と止まりやすくなります。私は、今の文章を読んだ人が次に持ちそうな疑問を一つだけ考えるところから始めています。
最初に決めるのは、ページビューではなく「次の疑問」です
たとえば、記事の構成について読んでいる方は、いきなりアクセス解析の記事よりも「書いたあと、どこを見直せばいい?」の方が必要かもしれません。リンク先を選ぶ前に、読者の頭の中にある次の質問を言葉にしてみます。
- 「用語は分かったけれど、最初の作業は何?」
- 「作業は終わったけれど、次に確認するところは?」
- 「自分の場合はどれを選べばいい?」
- 「困ったときは、どこを見直せばいい?」
この質問に答える記事があるなら、そこへつなぎます。まだ記事がないなら、無理に別テーマへ飛ばさず、次に書く記事の候補としてメモしておく方が自然です。
リンクを置くなら、この3か所を意識します
1. 本文の中で、詳しい説明が必要になったところ
一つの記事の中で全部を説明すると、かえって読みづらくなることがあります。専門用語や別の手順を詳しく扱った記事があるなら、その言葉が出てきた場所にリンクを置きます。ただし、クリックしないと意味が分からない書き方にはしません。今読んでいるページだけでも話が完結することを大切にします。
2. 作業が一区切りついたところ
「ここまでできたら、次は○○を確認します」という流れで置くリンクです。読者が次の手順を探し直さなくてよいので、連続講座や初心者向けの記事で特に役立ちます。
3. 記事の最後
最後のリンクは、読後の行動を一つに絞ります。関連記事を三つ、四つと並べるより、「基礎を整理したい人はこちら」「次の作業はこちら」のように目的別に一つ案内する方が、私は親切だと思っています。
| 読者が今いる段階 | つなぎやすいページ | 避けたい案内 |
|---|---|---|
| 用語を初めて知った | やさしい基礎解説 | いきなり応用・販売ページへ進ませること |
| 手順を終えた | 次に確認する作業の記事 | 関係の薄い人気記事を並べること |
| 判断に迷っている | 比較・選び方・注意点の記事 | 答えのないリンク集にすること |
リンクの言葉だけで、行き先が分かるようにします
「こちら」「詳しく見る」だけでは、クリックした先で何が得られるのかが分かりにくくなります。私はできるだけ、リンクの文章を読んだだけで内容が想像できるようにしています。
たとえば「ブログ記事の構成の作り方を見る」「公開後に見直すポイントを読む」のように、行き先と得られることをそのまま書きます。少し長くなっても、読者が安心して選べる方を優先します。
内部リンクは「出口」ではなく、読者と一緒に進む道しるべです
リンクを貼る目的が数字だけになると、読者の今の困りごとから離れてしまうことがあります。ブログの中で何を順番に伝えたいのかを決めて、その順番に沿って記事をつなぐ。私はこの方が、読み終えたあとに「次も読んでみよう」と思ってもらいやすいと感じています。
迷ったら、リンクは一つで大丈夫です
その記事の読者にとって一番自然な次の一歩を一つだけ選ぶ。後から記事が増えたら、また見直せば十分です。
書く前の迷いを減らしたい方へ
記事の構成を作るときに、先に決めておくと進めやすいことをまとめています。