本文へ移動

ブログに自分の意見を書いていい?|役立つ情報だけで終わらせず「また読みたい」につなげる考え方

ブログを書く時、「これは私の意見すぎるかな」と手が止まることがあります。役立つ情報を届けたいのに、自分の話ばかりになったら読みにくいかもしれない。私もずっとそう思っていました。

でも、手順だけが並んだ記事は、答えが分かれば忘れられやすい。もちろん手順は大事です。ただ、なぜ私はその順番を選んでいるのかまで少し見えると、読者さんは自分の場合にも置き換えやすくなります。

✦ この記事でたどる疑問
ブログに自分の意見を書いてもいい?
→ 日記になってしまう境目はどこ?
→ 体験談はどこまで入れる?
→ 読んだ人に「また来たい」と思ってもらうには?

ブログに自分の意見を書いてもいい?

私は書いていいと思っています。ただし「私はこう思う」で終わらせず、その考えが読者さんの次の判断にどう役立つかまで書くことが大事です。

たとえば「毎日更新しなくてもいい」という意見を書くなら、気持ちの話だけで終えません。なぜ毎日更新を目標にすると記事が薄くなったのか。週に二本でも続けるために、何を先に決めたのか。ここまであると、意見がただの感想ではなくなります。

以前は、役に立つことだけを書こうとして、文章から自分を全部消していました。読み返すと間違ってはいない。でも、誰が書いても同じ文章でした。(それなら私が書く意味って何だろう、と少し寂しくなりました。)

日記になってしまう境目はどこ?

自分の出来事が中心になって、読者さんが自分の作業へ戻れない時は、日記に近づきます。逆に、体験をきっかけにして「あなたならここを見てみて」と戻せれば、記事になります。

書き方 読者さんに残るもの 一歩足すなら
昨日は記事が書けなかった 書き手の出来事だけ どこで止まり、何を減らしたか
私は見出しを先に作る やり方の一例 向いている人・向かない人
この順番が好き 価値観 読者さんが試す小さな行動

私は一段落書いた後に、「これを読んだ人は何をすればいい?」と一度だけ聞きます。答えがないなら、体験談を少し短くするか、次の一歩を一文足します。

体験談は、どこまで入れる?

長さではなく、役割で決めます。私は、結論を信じてもらうために必要な失敗だけを入れるようにしています。

たとえば内部リンクの話なら、「関連記事を十個並べたけれど、選べなくて自分でもクリックしなかった」という失敗は役立ちます。その失敗があるから、次に「一つだけ案内する」という結論が押しつけになりません。

反対に、その日の細かな予定や気持ちは、答えに関係なければ省きます。全部を説明しない方が、読み手が自分の状況を重ねられる余白が残ります。

「また読みたい」は、どう作れる?

私は、すごい結論よりも「この人は迷いを分かってくれている」と思ってもらえることが先だと思っています。最初から完璧にできた話より、どこを勘違いして、どう直したかの方が、同じ場所で止まっている人には役立ちます。

書き終える前の30秒チェック
・自分の話だけで終わっていない?
・失敗や迷いが、読者さんの判断につながっている?
・最後に「今日できること」を一つ置けている?

ファンになってもらうことは、無理に自分を大きく見せることではない気がします。次に困った時に「あの人なら、急がせずに一緒に考えてくれそう」と思い出してもらうこと。そのために、正解だけでなく、私が遠回りした場所も少しずつ書いていきたいです。

今日の一記事で試すなら

すでに公開している記事を一つ開き、説明の途中に「私は最初こう勘違いしていました」と一文だけ入れてみてください。そのあとに、読者さんが同じ失敗を避けるための行動を一つ書く。これだけで、記事は手順書から少し人のいる文章になります。

意見が人と違う時は、どう書けばいい?

私は「絶対こうした方がいい」と言い切りすぎないようにしています。同じブログでも、使える時間や目指す形が違うからです。その代わり、どんな人にはこの考え方が合いやすいか、どんな時は別の方法がいいかを書くようにしています。

たとえば毎日更新が苦しくなった人には、更新回数を減らしてでも記事の出口を整える方が合うかもしれません。一方で、書く習慣がまだない人には、短くても毎日触る方が助けになることもある。自分の意見を出すとは、読者さんの選択肢を奪うことではなく、判断材料を一つ増やすことだと思います。

書き手の名前を覚えてもらう記事とは

私は、個性を強く見せる文章より、読み終えた人が次に何をすればいいか分かる文章の方が信頼につながると思っています。その上で「私はここで迷った」「だからこの順番にしている」を少し足す。答えだけでなく考え方が残ると、別のテーマの記事を読んだ時にも、この人の話なら読めそうと思ってもらいやすいです。

ファンになってもらうために、毎回すごいことを言う必要はありません。迷った時に戻ってこられる場所を、記事ごとに一つずつ作る。その積み重ねの方が、私は長く続く気がしています。

琴葉メモ
ちゃんとした記事にしようとして、気持ちを消しすぎていた時期があります。今は、役に立つ答えの横に、少しだけ私の迷いも置くようにしています。その方が、書いていても無理がないです。