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無料ツールをブログに取り入れる前に|「便利そう」で選ばないための3つの確認

ノートに確認項目を書きながら無料ツールを選ぶ白石琴葉

無料ツールを見ると、つい「これも入れたら楽になりそう」と思います。WordPressを始めたばかりの頃の私は、設定画面を開くたびに手が止まるのが嫌で、便利そうなものを先に集めていました。

でも数日後、「どのツールが何を変えたんだっけ?」となる。作業を軽くするために入れたのに、確認する場所だけ増えてしまったんです。

無料か有料かより、いま自分がどの手間で止まっているかを先に見た方が、ツールはちゃんと役に立ちます。

✦ 導入前にたどる順番

止まる作業を一つ決める → 小さく試す → 残すか外すか決める

この記事でたどる疑問

「便利そうなら入れていい?」
→「私が減らしたい手間は、どれ?」
→「試したあと、残す・外すは何で決める?」
→「その経験を、読者さんにどう役立てる?」

無料なら、まず入れて試していい?

試すこと自体は悪くありません。ただし「便利そう」だけで入れると、何が楽になったのか確かめられません。プラグインなら、WordPressの表示や編集画面に影響するものもあります。設定を変える前に、今の状態をスクリーンショットで一枚残す。それだけで戻る時の不安がかなり減ります。

たとえば商品リンクを作る作業なら、「記事ごとに同じHTMLを貼り直している」「リンク先を探す時間が長い」のどちらがつらいのか。似ているようで、必要な道具は変わります。

「手間」を一つに絞ると、なぜ失敗しにくい?

ブログ作業は、書く・画像を探す・リンクを整える・公開後を見直す、と細かく分かれています。全部を一度に楽にしようとすると、結局どこから触ればいいのか分からなくなるんですよね。

私は、作業の途中で三回以上同じことをしている場面をメモするようにしています。朝の記事下書きで同じリンク設定を繰り返した、公開前に毎回画像サイズを直した。そんな小さな面倒が、ツールを考える入口になります。

気になっている手間 最初に確認すること 試す期間の目安
リンク作成に時間がかかる どの手順で止まるか 次の2記事
画像の整え直しが多い 毎回直す箇所は同じか 1週間
投稿後の確認を忘れる 確認項目を言葉にできるか 3回の公開分

導入前に、どこまで確認すればいい?

私は三つだけ見ます。今のWordPressで使えるか。何を保存するのか。外した時に記事や設定がどうなるか。この三つが分からないものは、後回しにしています。

以前、見た目を整えるための機能を急いで入れて、既存の記事の余白が変わったことがありました。すぐ直せたからよかったけれど、あの時はかなり焦りました。(便利さばかり見て、戻し方を見ていなかったんです。)

使い続けるか、外すかは何で決める?

一週間使ってみて、作業時間が半分になったかどうかまで厳密に測らなくて大丈夫です。「次に同じ作業をする時、これを開きたいと思えるか」で十分です。逆に、設定を思い出す方が大変なら、今の自分にはまだ早かったのかもしれません。

ツールは、ブログを立派に見せるための飾りではありません。書くことや読者さんに答えることへ戻るために、手間をひとつ減らすものです。

今日は何から始める?

記事を書く前でも、公開したあとでもいいので、面倒だった作業を一つだけ書き出します。「画像の名前を毎回考える」「商品リンクを二度確認している」くらい具体的に。そこから、必要なものだけ探してみてください。道具を増やすより、作業が一つ進む感覚の方が、ずっと続きます。

入れたツールが使われなくなったら、失敗?

失敗ではありません。少なくとも「今の自分には、この手間を減らす道具ではなかった」と分かったはずです。使わないまま置いておくと、次に触る時に余計に迷います。二週間開かなかったら、いったん停止して、記事や表示が変わらないかを確認する。そのあと必要になったら、また入れればいいと思います。

ツール選びで大事なのは、最初から正解を当てることではありません。試した理由と、残した理由を自分で言えること。そうしておくと、新しい便利なものを見つけても、焦らず選べます。

読者さんに役立つ形へ、どうつなげる?

自分の作業が少し楽になったら、その過程を記事にして残せます。「この作業でつまずいた」「ここを一枚確認したら戻せた」という小さな話で大丈夫です。同じところで止まっている人には、立派な手順書より役に立つことがあります。ツールを使った感想も、ただの紹介ではなく、ブログの信頼を育てる素材になります。

琴葉メモ
便利なものを集めるより、今日いちばん引っかかった手間を一つだけ減らす。その方が、ブログはちゃんと続きやすくなります。

導入してから後悔しないために、何を残す?

新しいツールを入れたら、名前と入れた日、解決したかった手間だけを小さなメモに残します。大げさな記録は要りません。「9月5日、商品リンクを作る時間を減らしたくて試した」くらいで十分です。次に設定を見直す時、その一行があるだけで、なぜ入れたのかを思い出せます。

私は以前、使っていない機能を停止するのが怖くて、半年くらいそのままにしていました。でも、何のためにあるのか説明できないものは、管理画面を開くたびに小さな負担になります。元に戻せる記録を残しながら、一つずつ整える方が気持ちも軽かったです。

使わないと決めるのも、前進?

前進です。ツールは入れることが目的ではなく、書く・直す・読者さんに答える時間を取り戻すためのものです。二週間使っても作業が変わらないなら、今は外して構いません。必要になった時に、同じメモからまた選び直せます。

「便利そう」を追いかけないことは、遅れることではありません。自分のブログに必要なものを、自分の順番で増やしていくこと。その経験は、あとでツールを紹介する記事を書く時にも、読者さんの不安をわかった言葉になります。

ツールを入れる前に、記事を一つ読み返す理由

導入しようとしている道具が、どの作業に関わるかを知るためです。編集画面のためのものなら下書きを一つ。表示を変えるものなら公開済みの記事を一つ。先に見ておくと、どこが変わったのかを後から確認できます。五分だけでも、この確認を飛ばさない方が安心です。