アドセンスで収益を出したいと思うと、どうしてもPVばかり見てしまいます。アクセスが少ないからだ。もっと検索される記事を書かなきゃ。私も最初は、それだけを考えていました。
でも、アクセスが増えれば必ず収益が増えるわけではありません。広告の位置や単価の話をする前に、その記事が誰のどんな困りごとを解決しているかを確認した方が、見直す順番を間違えにくいです。
✦ 収益を見直す順番
読者さんの困りごと → 記事の役目 → 数字の確認
この記事でたどる疑問
「PVが増えないと、収益化は無理?」
→「先に見るべき数字は、どれ?」
→「読まれる記事と、収益になる記事は別?」
→「今ある記事は、何から直せばいい?」
PVが少ないなら、やっぱり記事数を増やすしかない?
記事数を増やすことは必要です。ただ、読者さんが検索で来て「知りたかったことが分かった」と思える記事が増えないと、数字だけ増えても苦しくなります。たとえば「洗濯機の排水口が臭う」という検索なら、原因の候補と、今日できる確認を先に置く。そこが答えになっているかを見ます。
広告は、その答えを邪魔しない位置にあればいい。収益だけを急ぐと、記事の中身より広告の数が気になってしまいます。私はそれで一度、読んでいて落ち着かない記事を作ってしまいました。
どの数字から見れば、迷いにくい?
最初に見るのは「PVが何件か」より、その記事が誰かの入口になっているかです。検索表示があるのにクリックされないなら、タイトルと検索意図がずれているかもしれません。クリックはあるのにすぐ戻られるなら、冒頭で答えが見えないのかもしれない。
数字を見る時は、原因を一つに決めません。数字は「何か見直す場所があるよ」と教えてくれるサインです。記事の内容と並べて初めて、次の作業が決まります。
| 気になる状態 | 先に読む場所 | やること |
|---|---|---|
| 検索表示が少ない | テーマと見出し | 読者の具体的な悩みを一つにする |
| クリックされにくい | タイトルと導入文 | 答えがある記事だと伝える |
| 最後まで読まれにくい | 最初の3段落 | 結論への道筋を先に示す |
読まれる記事と、収益につながる記事は別?
完全に別ではありません。生活の中の困りごとに答える記事は、長く読まれやすい土台になります。一方で、収益に近いテーマだけを書き続けると、ブログ全体が急に売り場のように見えることもあります。
私は「困りごとに答える記事」と「選び方や比較を深める記事」を交互に置くのが好きです。前者で信頼をつくり、後者で必要な人が次の判断へ進む。どちらも、読者さんの生活に近いところから始めるのは同じです。
広告のことは、いつ考える?
記事を読んだ時、答えの直前に広告があって流れが切れていないか。スマホで見た時、見出しが続きすぎていないか。まずはそれだけ確認します。広告を最適化する前に、記事そのものを読みやすくしておく方が、私は安心です。
(収益が欲しくて、あれこれ変えたくなる日もあります。)でも急に全部を直すと、何が良くなったのか分からなくなります。今日は一記事の導入文、明日は一つの見出し。小さく直す方が、続けられます。
今ある記事を、どう見直す?
まず、過去記事を一つ選びます。そして「この記事を読んだ人は、帰る前に何ができるようになる?」と書きます。答えが曖昧なら、導入文に具体的な場面を足します。数字を見るのはそのあとです。
アドセンスは、PVを追いかけ続けるための仕組みではありません。役に立つ記事を積み上げて、その結果としてブログが続けやすくなる仕組みです。焦った時ほど、読者さんが困っている一場面に戻ってみてください。
収益記事だけを増やすと、どうなる?
紹介や比較の記事は大切です。ただ、そればかり続くと、何を読むにも次に商品が出てくるように感じることがあります。私は、困りごとに答える記事を先に置き、その続きとして選び方の記事を置く方が好きです。読者さんが「この記事を書いた人は、自分の状況を分かろうとしてくれている」と思えるからです。
アドセンスの記事も同じです。広告をクリックしてもらうために書くより、読み終えた時にひとつ迷いが減るように書く。その積み重ねが、検索から来た人にも、また読みに来てくれる人にも届きます。
PVが増えても、収益が伸びないことはある?
あります。たとえば調べものだけで完結する記事は、たくさん読まれても広告の反応が強いとは限りません。だからといって、その記事が無駄ということではありません。ブログに初めて来た人に「ここなら答えが見つかる」と思ってもらう、大切な入口です。
入口の記事の次に、もう少し具体的な選び方や比較の記事があると、読者さんは自分の状況に合わせて読み進められます。PVだけ、収益だけで一本ごとに合格・不合格を決めず、ブログの中でどんな役目をしているかを見る方が、私は長く続けやすいと思っています。
見直した結果が、すぐ数字に出ない時は?
タイトルや導入文を直しても、翌日に答えが出るとは限りません。そこでまた全部を変えると、何を試したのか分からなくなります。私は変更した日と場所だけをメモします。「9月5日、導入に結論を追加」「見出しを質問に直した」くらいで十分です。
二週間ほど経って読み返すと、数字より先に文章の違和感に気づくことがあります。記事が誰に向けたものか、自分でも見えやすくなるからです。地味ですが、この見直しを続ける方が、広告の小手先の調整よりブログの土台になります。
クリックされた後、何を見ればいい?
広告がクリックされたかだけを見ると、記事の良し悪しを誤解しやすいです。まずは、読者さんが本文を最後まで読める流れになっているか。知りたい答えの前に余計な前置きが続いていないか。スマホで読んだ時に、見出しと本文の間が詰まりすぎていないか。私はこの順に見ます。
収益は結果として大切です。でも記事の途中で困って帰ってしまう人を増やしてまで取りに行くものではない、と今は思っています。役に立ったと感じてもらえる記事が増えるほど、ブログ全体の数字も安定しやすくなります。
収益記事を書く日は、どう決める?
毎日「収益になりそうな言葉」を探すと、書くことが苦しくなります。私は困りごとの記事を一本書いたあと、その次に必要になる選び方や比較を一つだけ探します。洗剤の臭いの記事なら、次は種類の選び方。設定で迷う記事なら、次は初心者向けの比較。こうして読む順番から考えると、収益に近い記事も急に売り込みっぽくなりません。
琴葉メモ
収益が気になる時こそ、数字より先に記事の冒頭を読む。「誰の何に答える記事か」が見えると、次に直す場所も見えてきます。
