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ブログの記事ネタが続かない時に見直すこと|「書くことがない」を読者の疑問からほどく方法

読者の疑問をノートに書き出して記事ネタを整理する白石琴葉

「次の記事、何を書こう……」で止まる時間って、意外と長いです。

パソコンを開いて、メモ帳も開いたのに、タイトルが一文字も出てこない。私も前は、そこで無理に検索して、似たような記事を探して、結局どこかで見た話みたいな下書きを量産していました。

でも、記事ネタがないわけではなかったんです。読者が次に迷う場所を、まだ拾えていなかっただけ。

今日は、「書くことがない」と感じた時に、ネタをひねり出すのではなく、読者の疑問を順番にたどる考え方を書いてみます。

記事ネタが尽きるのは、本当にテーマが少ないから?

たとえば「ブログを始める」という大きなテーマを一つ決めたとします。これだけだと、たしかに何本も書ける気がしません。

でも、読者が実際に進む順番で見ていくと、途中には小さな迷いがたくさんあります。

  • 何のためにブログを作るのか決めきれない
  • テーマを決めたのに、最初の記事が書けない
  • 記事を書いたあと、どこへ案内すればいいか分からない
  • アクセスが少ない時に、何を直せばいいか分からない

どれも「ブログを始める」の中にある、別の疑問です。大きいテーマを増やすより、一つの行動の前後にある不安を見た方が、記事は自然に増えていきます。

「読者は次に何を気にする?」を一回だけ聞く

記事を書き終えたら、次のテーマを考える前に自分へ一つ質問します。

この記事を読んだ人は、次に何が気になるだろう?

たとえば「商品紹介の記事の書き方」を読んだ人は、その次に「どの商品を選べばいい?」「リンクはどこに置く?」「売り込みっぽくならない?」と考えるかもしれません。

この“次の疑問”を一つずつ書き出すと、連続した記事の道筋になります。最初から10本分の壮大な企画を立てなくて大丈夫です。今日書いた1本のすぐ隣にある疑問を、明日のテーマにするだけでいい。

今ある記事 読み終えた人が次に抱きやすい疑問 次の記事の方向
ブログのテーマを決める 候補が三つあって選べない テーマを一つに絞るための判断基準
商品紹介記事の書き方 紹介する商品が決まらない 自分の体験と商品をつなぐ選び方
無料ツールの案内 自分に必要か判断できない 最初に試す場面と、できないこと

検索キーワードだけで決めると、何が苦しくなる?

もちろん、検索される言葉を見ることは大切です。でも「検索数がある言葉」だけを追いかけると、だんだん記事が自分の中でつながらなくなります。

今日はアドセンス、明日はWordPressの細かいエラー、次は全然関係ない比較記事。読者からすると、何を大切にしているブログなのかが見えにくい。書く側も、毎回ゼロから調べるので疲れます。

私が意識したいのは、検索される言葉を入口にしながらも、読んだ人が少し先へ進める順番に置くことです。

検索から初めて来た人に答えを渡す。その後、同じ人が困りそうな場所へ案内する。そこで「このブログ、私の途中で止まるところを分かってくれているかも」と感じてもらえたら、単発の記事が少しずつ関係に変わります。

「自分には当たり前」をネタにすると薄くなる?

自分にとって当たり前の作業ほど、「こんなことを書いても役に立たないかも」と思いやすいです。

でも、初めてやる人にとっては、そこで10分、30分と止まることがあります。リンクを貼ったあとにスマホ表示を見る。画像の横幅を確認する。公開前に一度だけ別の画面で読む。そういう小さな手順です。

私は以前、こういう話は細かすぎて省いていました。(読者さんも当然やっていると思い込んでたんですよね。)ところが、相談を受ける時に聞かれるのは、案外その部分でした。

記事ネタに迷ったら、「最後に自分が迷わずやったこと」を三つだけ書いてみる。そこには、初心者さんの疑問が隠れています。

記事を増やすために、答えを全部書かなくていい

一つの記事で全部を説明しようとすると、書き終える前に疲れてしまいます。読む側も、今の自分に必要な部分を見つけにくくなります。

なので私は、記事ごとに“今日持ち帰ってほしいこと”を一つ決めます。

  • 今日は、テーマを決める基準だけ
  • 今日は、最初の記事の書き出しだけ
  • 今日は、記事の最後に置く案内だけ

残りは、次の記事に渡していい。むしろその方が、読者も自分のペースで進めます。

ネタ帳は「思いつき」より「止まった場所」で作る

きれいなネタ帳を作ろうとすると続かないので、私はメモに短く残すくらいが合っています。

「画像どこに置く?」「これ、読者は何を選ぶ?」「リンク先がない時は?」。作業中に一度でも手が止まった言葉を、そのまま残す。それが次の記事の種になります。

大きなテーマが浮かばない日も、読者の小さな疑問なら拾えます。答えを一つ書いて、次の疑問へつなぐ。その繰り返しで、ブログはだんだん“読む理由がある場所”になっていきます。

15分だけ使って、次の3本を決める方法

時間がない日は、ネタ帳を大きく作り直しません。私は今ある記事を一つ開き、タイマーを15分にして、次の三つだけを書きます。

  1. この記事を読んだ人が、すぐ行動するなら何をするか
  2. その行動の途中で、どこに迷いそうか
  3. 迷った時に検索しそうな言葉は何か

たとえば「記事の最後にリンクを置く」という記事なら、次は「リンク先がまだない時は?」「どの言葉なら押してもらいやすい?」「関連記事が多すぎる時は?」と続きます。答えが完璧でなくても、問いを三つ残せば次の三本分の入口になります。

ここで大事なのは、全部をその日に書かないことです。タイトル候補だけ残して、本文は翌日に書く。そうすると、白紙の画面を前にして止まる時間がかなり減ります。

読者からの反応が少ない時は、何を見ればいい?

コメントや返信がまだ少ない時は、「読者の声がないからネタが作れない」と思うかもしれません。でも、反応が少ない時期にも手がかりはあります。

自分が書いた記事の中で、説明が急に飛んでいる場所。リンクを置いたけれど、次の記事が用意できていない場所。検索して初めて来た人なら、少し言葉が足りないかもしれない場所。そこを見直すと、書くべき記事が見つかります。

数字が大きくなる前に、迷わず読める道を少しずつ作っておく。地味ですが、私はこの積み重ねの方が好きです。

記事ネタは、どこかから探してくるものではなく、読者が次に進む途中から見つけるもの。まずは今ある記事を一つ開いて、「この次、何が気になる?」と一回だけ聞いてみてください。